シンプルなサウンドメイキング2

ギターEXP

VOL.6

今回は、シンプルなサウンドメイキングの実例として、私のセッティングを紹介します。一つのサウンドメイキングの方法として、参考になれば幸いです。

まずは、アンプのセッテイングです。スタジオやライブハウスで必ずといって良いほど見掛ける名器、Rolandのジャズコーラス(JC-120)の場合です。チャンネルは、ツマミの少ないCAHNNEL1のHIGHインプットにジャックインします。

ジャズコーラスは、ハイの出が強烈なので、押さえ気味にしています。環境によっては、もっと下げる場合もあります。MIDは、上げ気味でも耳に痛くないので、8位で良いでしょう。ブライトスイッチはOFFです。次にトランジスタアンプでは、なかなか評判も良いYAMAHAのVR-6000。

このアンプは、50Wアンプが2つ組み込まれているような構造になっています。使うのは、そのクリーン用であろうAch。JC-120との比較から、ボリュームは少し上げています。もともとローのよく出るアンプなので、少しトレブルを上げて、ベースはカットします。ボリュームを引くとファットになりますが、これは使いません。パラメトリックイコライザーもありますが、こちらもフラットにしておきます。

エフェクターは、BOSSの代表的なオーバードライブとディストーションでのセッティングです。TURBO OVERDRIVEから。

といった具合です。ターボオンで、ドライブはフルです。抜けのいい歪です。続いてMT-2、METAL ZONEです。

こちらも基本的には、OD-2Rと同様にセッティングします。ただし、歪はより強烈なので、もし真空管アンプに繋ぐ場合など、完全クリーンが実現できないアンプと組ませる時は、ディストーションツマミを50%〜80%くらいまで下げた方が良いでしょう。

アンプのセッテイングの方が、コントロールも多くて、ややこしいかもしれません。しかし、設定する音色さえ、しっかり耳で覚えておけば、最低限のツマミ(トーン関係)の調整で音作りが出来るでしょう。エフェクターは、歪のツマミのセッティングだけですから、簡単です。この方法のコツは、アンプでのクリーントーンの作り方にあります。先にアンプの音を作るのは、歪ませたときより、トーンが分かり易いからです。どのようにアンプを設定すれば、歪が加わったときに、求めているサウンドが出せるかが重要です。

自分のアンプを持っていても、トラブルはいつ起きるかわかりません。借り物の機材でも、素早いセッティングを行えるように、このような方法を考えておいても良いのではないでしょうか。


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