スウィープピッキング4

ロック・ギター・エキスパート

VOL.35

マイナートライアドつまり3和音によるスウィープピッキングを考えてみたいと思います。例として、Eマイナートライアドを指板にならべてみましょう。1弦には、当たり前ですが、EとGとBの3種類の音しか配置されません。そして、それぞれを最も高い音になるように、ラインを引いていきます。

Eマイナートライアド

水色はE、黄色はG、ピンクはBが、最も高い音となっています。この3種類が、スウィープのラインということになります。ラインの引き方は、左手がもっとも動き易い方法で、それぞれ考えてみて下さい。私の場合は、上のダイアグラムの3つのラインをいつも使っています。1弦を2音にしておけば、プリングやハンマリングを使って返ってくるときに少し時間の余裕が生まれるでしょう。そして、最も低い音から始めるのではなく、途中から、スウィープして返ってくる方法は、フレーズの組立てに役立つことと思います。例えば、1〜3弦だけを使う方法は、最も有効なフレーズの一つです。また、指板に余裕があれば、オクターブ上や下にも広げていけます。上のダイアグラムであれば、ピンクのオクターブ下も追加できます。

このように最高音を目標にして、ラインでスウィープを考えることで、一見バラバラな3和音も、シンプルに理解できるのではないでしょうか。