ギターEXP
VOL.53
Q 滝口さんの質問
初めてメールいたします。滝口と申します。SSHレイアウトのサーキットについて質問ですが、基本サーキットがストラトタイプとする場合、上からマスターボリューム、フロントトーン、リアトーンとします。フロントトーンには、キャパシターとして、0.047uFをリアトーンには0.022uFをつけます。私は、レフティーなので、ポッドはCカーブのものを使います。(コレが結構無い物で良いものとされるのが無いので本当に困ります。)上記の場合、良く分からないのですが、フロント、リアトーンポッドはそれぞれ、何kオームのモノを使用したら良いでしょうか?また、ボリュームには何オームのモノを使用したら良いでしょうか?うまく説明できませんが、宜しくご指導下さいますようお願いいたします。
A TOBUKI
はじめまして。ハムバッカーが入る配線には、トーンもボリュームも500kΩのポットを使うのが一般的です。シングルピックアップでは、250kΩです。で、ポットの抵抗値(何Ωか?ということ)の違いによる効果ですが、ボリュームの場合には、抵抗値が大きくなるほど、効き具合が大きくなります。つまり、出力の大きなピックアップには、抵抗値の大きなものを選びます。トーンの場合には、逆の使い方(VOL.24参照)になるので、抵抗値が大きいほど効きが弱くなります。つまり、絞っていった時の高域の削り具合が弱まるのです。こういった点を考慮した結果、ハムには500kΩ、シングルには250kΩがベストマッチするようです。質問のようなサーキットならば、ボリュームとリアトーンには500kΩ、フロントトーンには250kΩを使用すると良いでしょう。
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