ネックのソリと弦高

ギターEXP

VOL.60

Q 村上さんの質問
村上と申します、初のメールにてご質問させて頂きます。ギターの順ぞり、逆ぞリの件ですけど弦とフレットの隙間はどの位でしょうか、又調整後の弦高はどの程度ですか御伝授下さい又1弦と6弦では太さが違いますのでそこの所も宜しくお願致します。次元の低い質問にてすみません。メールにてお返事お待ちしております。

A TOBUKI
はじめまして。次元の低い質問とのことですが、とても次元の高い質問です。まず、前半のネックのソリについては、VOL.19を参考にして下さい。で、1フレットと最終フレットの2箇所を押さえた時に、弦とフレットの間隔が無い状態が、ネックが真直ぐということです。が、その間隔が無い場合には逆ゾリの可能性もありますので、ほんの少し間隔があるように調整します。この間隔は、ゼロに近ければ近いほどネックは真直ぐなので、見た目ではなく、弦を叩いたときに音が出る等の方法で間隔を確認できれば良いと思います。最後に、弦高は通常任意のフレットの頂点と弦の下との距離で計ります。私は12Fで計っています。一般的なギターだと12Fで1弦が1.0〜2.0mm、6弦は1.5〜2.5mmといったところでしょうか。弦高は低い方が弾き易い(私の場合は違いますが)ということで、ビビらない程度に低くするのが、一般的な方法です。ネックの状態や指板のアールによって変わります。ビビり易いので低音弦側の方を高くします。ちなみに、私は、ロングスケールの430mmRの指板で、12Fの頂点と弦の下の距離は、1弦で2.6〜2.7mm、6弦で2.8〜2.9mmとしています。

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