労働組合の作り方
by Tobuki
規約案の作成ができると、大会で決定する運動方針案(要求案)を準備します。運動方針は、結成後の組合活動の指針となりますので、この案を作る過程で労働者の要求をきめ細かく集め、多数の意見を反映できるよう配慮することも必要です。しかし、労働組合の最初の要求案は、あらゆるものを要求せず、組合員が、労働組合結成の達成感を得ることができるように、実現可能なものにするとよいでしょう。また、結成直後に、労働協約締結やユニオンショップ協定等を要求する組合もありますが、労働条件の改善を要求の中心とすることで、労働組合結成の効果を組合員それぞれが実感できるようにすることも考慮すべきです。
労働組合の財源は組合費です。慎重に決定しましょう。
労働組合役員は、一般的に、規約・運動方針案が決定されたあと、組合規約に基づいて選出されます。役員選挙は、直接無記名投票によりますから(労組法第5条)、必要な投票用紙や用具類をあらかじめ準備しておかなければなりません。また、選挙管理委員会の人選についても、事前に打診しておくとスムーズに運びます。
公然化の時期や会社側の妨害などと関連しますから、会場選びは慎重に行わなければなりません。集合しやすい、秘密漏洩しない、費用があまりかからない等の条件を満たす場所が望まれます。会社側の妨害や無用の紛争を避けるためには、会社施設を利用することは控え、できるだけ公共施設を利用すべきです。
(2008.4.12)
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